ホームページ作成を業者に依頼したのですが、将来的に自社で変更することは可能なのでしょうか?

ライセンス交渉

ホームページについての著作権は、原則としてホームページ制作者が保有しています。

 

この著作権は、例えば、ホームページ制作の依頼者に譲渡することが可能です。従いまして、譲渡契約によりホームページ制作の依頼者がホームページについての著作権を保有することができるようになります。

 

ホームページをバージョンアップすることは、その程度が一定範囲に収まるならば(つまり、翻案であると捉えることができるならば)、ホームページという著作物の翻案に該当します。第六十一条第二項がありますので、著作権の譲渡契約で翻案権をホームページ制作者からホームページ制作の依頼者に譲渡することを明示的に定めないと、ホームページ制作の依頼者は、ホームページをバージョンアップすると、その程度が一定範囲に収まるならば(つまり、翻案であると捉えることができるならば)、ホームページ制作者が留保している翻案権を侵害したことになってしまいます。

 

上記問題を回避した契約の例

第●条 乙によって制作された本件著作物の全権利(著作権第二十七条及び第二十八条に規定する権利を含む)は甲に帰属する。

 

 

著作者人格権は、以下の3個

第十八条 公表権

第十九条 氏名表示権

第二十条 同一性保持権

 

著作権は、以下の10個

第二十一条 複製権

第二十二条 上演権及び演奏権

第二十二条の二 上映権

第二十三条 公衆送信権等

第二十四条 口述権

第二十五条 展示権

第二十六条 頒布権

第二十六条の二 譲渡権

第二十七条 翻訳権、翻案権

第二十八条 二次的著作物の利用に関する原著作者の権利

 

 

第五十九条 著作者人格権は、著作者の一身に専属し、譲渡することができない。

 

第六十一条 著作権は、その全部又は一部を譲渡することができる。

2 著作権を譲渡する契約において、第二十七条又は第二十八条に規定する権利が譲渡の目的として特掲されていないときは、これらの権利は、譲渡した者に留保されたものと推定する。

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

PAGE TOP